突然、土方から 経費横領の罪を問われる河合。 公金横領罪で切腹を言い渡され、驚く。 |
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一緒に金銭帳簿を確認していた 山南もやってくる。 穏やかに問いかける。 「人間、魔が差して…ということも考えられる。 もし横領しているなら、今、出してくれ」 |
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そこへ近藤登場。 <近藤> 「どうした?何か騒ぎになっていると おまささんが心配しておるぞ?」 <土方> 「河合を、50両の公金横領により、 切腹の処分にいたします」 <近藤> 「ごっ…50両…!?」 |
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結局近藤が、 先日の歓迎の宴のために前借した金だと判り、 切腹は取り消される。 潔く謝罪する土方。 |
二人きりになったところで、 改めて50両の行方を問い質す土方。 「……で、近藤さん?」 |
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「……はい。ごめんなさい」 実は、島原の遊女を身請けするための金だと 正直に白状する近藤。 |
一方、武田は藤堂に忠告する。 「おまささんは、 私たちに決して悪い顔はしない。 けれどそれが本心かどうか、 君はもう少し、心を沈めて観てみるべきだ」 |
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「気持ちに、悪気は無い…」 そう言いながらも、歯切れの悪い藤堂。 |
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「良いじゃないか…おばさんなんかやめて、 私のちょっとモジャモジャの生えた胸に 甘えれば良い!!」 「悪いがオッサンに興味は無い!!」 すかさずスキンシップに持ち込む武田。 余念が無い。 |